(Q) | NEXTの設立から現在までの歩みについて説明していただけますか。 |
(A) |
平成10年、綾部ロータリークラブの支援を受けて、綾部市内の若者たちのネットワークづくりを目指して発足しました。
最初に、綾部に市外から人を呼ぶためのプランを話し合うイベント「新世代会議」を開催し、そこで提案されたイベントを実際に開催しました。
翌年には、タウン誌「月刊NEXT」を創刊し、以後、毎月発行を続けており、綾部市内の公共機関や店舗に配付しています。
また、様々な世代の市民らを対象にした「まちづくり交流会」や、都会から若者を招き交流する「ねいちゃー体験ツアー」を開催しました。
平成12年には、綾部の話題や行政施策について意見交換するために、メーリングリストを開設した。平成14年には、都市住民との交流に加え、独身男女に出会いの場を提供しようと、「綾部の春」を開催しました。
台風災害で、元の事務所が閉鎖されるまでは、国道沿いの若者交流スペース「リンク」駐車場において、毎年フリーマーケット「あおぞら市場」を開催していました。フリーマーケットは、計9回開催しています。
高齢の参加者が多く、会場設営が困難になっていた「古典文学講座」の会場設営をお手伝いするなど、地域の諸行事について、できる限りの応援をしています。 |
(Q) | 現在の活動状況はいかがですか。 |
(A) |
毎月の例会は、第1金曜日に、地域FM局「エフエムいかる」の30分番組の収録を行い、第3金曜日に、月刊NEXTの仕上げ作業を行っています。
毎年、会員の交流事業を実施しています。昨年12月には、みかん狩りとソースカツ丼〜越前敦賀の旅」に会員とその家族20名が参加し、今年は、5月にバーベキュー大会に30名を超すメンバーが集まりました。
今年11月15日に京都市内への日帰りの「手作り市ツアー」を計画している。京都市内まで出掛けて、智恩寺の「手作り市」を見学予定です。
この機会に、京都の青少年団体との交流の場を持ちたいので、ゆめっと京都でお世話していただけませんか。 |
(Q) | 地域活動への参加はどのような状況ですか。 |
(A) |
メンバーの中には、あやべ若者サポートステーションの常駐スタッフとなっている青年がいます。不登校やひきこもりの青年に対する相談や支援を行っており、府青少年課と綿密な連携で進められています。
また、高齢者・障害者の福祉移送サービスを行うNPO法人、青少年健全育成を図るNPO法人、農業の活性化を目指すNPO法人、地域通貨ゆーらを発行する「ゆーら企画」にも、メンバーが関わっています。 |
(Q) | これからの夢、ビジョンについて語ってください。 |
(A) |
青年会議所、商工会議所青年部、ローターアクト、NEXTの4つの青年団体が中心になって、4年前に、4つの青年団体による「AYA(綾部青年協議会)」を発足しました。
青年団体が組織としての交流を深めることができるようになり、NEXT創立当初からの一つの夢が実現しました。
NEXTでは、一人のメンバーのやりたいことをみんなで応援して実現する「青年互助組織」として、これからも自分のやりたいこと、仲間のやりたいことを実行していきたいと思っています。 |
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| (今回の訪問を終えて) |
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今年、講演会を開催する案が出ており、有名な講師を呼ばないと若者が集まらないのではないかと話されていました。ゆめっと京都でも、フォーラムの開催などで同じ悩みを持っていたので、若者が参加してくれるように苦労した経験を話すことができました。
これまで、NEXTとゆめっと京都は、接点がありませんでしたが、今回の訪問をきっかけにして、交流を図っていきたいと思います。NEXTは、綾部市内で活躍する青少年団体であり、10年間活動を続けて来た経験は学ぶものが多いのではないでしょうか。
ゆめっと京都が今年取り組む活動報告会に参加していただきたいとお願いしました。
また、NEXTが11月15日に京都市内への見学ツアーを計画されているので、この機会に交流会を開催したいと考えています。 |