(Q) | 京都学生会議所の設立から現在までの歩みについて説明していただけますか。 |
(A) |
平成20年の第5回京都学生人間力大賞の受賞者が集まり、京都の学生の横のつながりをもっと作りたいという想いから、京都学生会議所が発足しました。「京都学生人間力大賞」とは、京都青年会議所が、人間力溢れる傑出した学生にスポットライトをあて、その活動を広く市民へ発信し、勇気と誇りを持って、京都に愛着を持って活躍してもらおうと開催されているものです。発起人メンバーは、人とのきずな、人とまちとのきずなを深めるために、学生と社会の間に立って、学生の成長をサポートする仕組み作りと京都のまちへの貢献を目指して、準備を進めてきました。 |
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(Q) | 現在の活動を教えてください。 |
(A) |
現在、メンバーは、大学の講義や京都学生会議所の活動以外に、環境NGO や患者支援など多方面で自分の得意分野を生かして活動しています。それらの活動の中で、学生と地域がもっと連携して、地域に貢献していけるような社会にしたいと考えています。京都学生会議所のネットワークの拡充と京都の学生間のつながりの構築を目的として、平成21年9月12日に初めてのイベントを開催します。日本患者学会日本患者学会/福祉ビジネス研究会ブルーバード、NPO 法人場とつながりラボhome’s vi、Zukan Project が新たに開設する共同事務所において、メンバーと面識のある学生を対象として、流しそうめんをした後、オープンスペーステクノロジーを行い、最後に夢を巻物に書いてもらおうと準備を進めています。このイベントに参加してくれた学生には、楽しかった思い出を共有してもらい、今後につなげてほしいと考えています。 |
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(Q) | これからの夢、ビジョンについて語ってください。 |
(A) |
京都学生会議所は、学生同士のつながりを深め、学生と地域をつなげる窓口になりたいと考えています。個人のアイデアですが、京都学生会議所のホームページを作って、京都で活動している団体の映像取材を行い、撮影した映像を掲載したり、学生に対するインターン情報や学生スタッフを募集している団体などの情報を掲載して、学生の社会貢献、学生と社会とのきずな作りを進めたいと考えています。また、京都で学生生活を送るにあたって、必要な情報が1冊の手帳に載っていたら、どんなに便利だろうとかと考えて、学生の視点からの手帳、京都学生手帳を作成したいと思っています。 |
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(Q) | 課題・悩みはありますか。 |
(A) |
学生会議所として活動する人がまだ足りません。横のつながりをもっと作っていきたいと思います。 |
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| (今回の訪問を終えて) |
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京都にはいろんな分野で活動する学生達がおられます。 京都学生会議所のメンバーが、地域社会で活躍する学生と一般の学生との橋渡しになって、京都と学生とのきずなの再生に貢献されていくことを期待します。 |