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平成23年度 活動交流事業「青少年団体を訪ねて」
  ゆめっと京都は、府内で活躍する青少年団体・グループを訪問し、活動内容や夢や悩みを取材し、その結果を基にして、各地域での活動報告会を開催することにより、青少年団体・グループを支援しようと考えています。
  青少年団体・グループの訪問取材の第3弾として、「できるやりたい,NEW DEKIRU」代表の吉田美奈子さんに話を伺いました。
  第3回 できるやりたい,NEW DEKIRU

(Q)  できるやりたい,NEW DEKIRUの設立から現在までの歩みについて説明していただけますか。
(A)  一人一人にできる・やりたいことをもちよって、新しいできることを創り出し、身近な社会をハッピーであふれさせたい!という気持ちそのままに、まず「できるやりたい,NEWDEKIRU」という活動名を大学時代に決めました。
昨年3月に大学を卒業し、NPOで働き始めましたが、大学時代から気になっていた就活や働くこと、人生のことを誰かと気楽に話せる場があったらなぁ〜という思いが高まったので、昨年7月から対話イベント「まなび∞(むげんだい)カフェ」を始めました。
イベント名は、参加者が知らない考えと出会う中でハッピーな学び、気づきを無限大に見出していけますように、と願ってつけました。
(Q)  現在の活動を教えてください。
(A)  まなび∞カフェを継続して開催しています。7月の1回目、8月の2回目は「就活のこと、どう思ってる?」、9月の3回目は「天職って、なんだろう?」、1月の4回目は「“はたらきたい”の伝え方?」、5回目は「“居場所”ってなぁに?」をテーマに、参加者みんなで対話をとおしてそれぞれの人生をふり返り、過去・未来・現在の自分自身と向き合いました。
また、京都宇多野ユースホステルでも1泊2日でじっくり語り合える合宿型対話イベントを11月と2月に開催しました。次回は、5月6日に「人とかかわる?」をテーマに京都リサーチパーク町家スタジオで開催します。
「自分の思いを言葉にしてみたい」「ふと浮かんだ素朴な疑問を誰かと一緒に考えたい」「だけど、話をできる人はいないし、機会もない」、そんなふうに思っている人に来てほしいです。
(Q)  これからの夢、ビジョンについて語ってください。
(A)  社会と自分に対して、これができる・やりたいと思ったことを実現できる人が増えていったらいいなと思っています。「ここに来たことをきっかけに人生が動き始めて…」など、まなび∞カフェから始まるストーリーがあったら嬉しいなとも思います。
4月から実家のある京都府福知山市に住居を移しますが、これからもみんなの「働く」と「生きる」にアプローチできる活動を続けます。
(Q)  課題・悩みはありますか。
(A)  悩みは特にありません。課題は、「まなび∞カフェの開催日を知らなくて参加できなかった、参加したかったのに…」という人が毎回少なからずいらっしゃることです。参加したい人が参加できるよう、しっかり情報を届けていきたいと思います。


(今回の訪問を終えて)

平成24年3月20日、「京都リサーチパーク町家スタジオ」で開催された「まなび∞カフェ NO.5」に参加し、終了後の会場で吉田さんにインタビューしてきました。
今回の「まなび∞カフェvol.5」は、「“居場所”ってなぁに?」がテーマ。ふだん何気なく使ったり、耳にしたりする“居場所”というコトバ。今ふと、立ち止まって考える。自分の“居場所”はどこだろう?そもそも“居場所”って なんだろう?
「居場所」という言葉を自問自答し、落ち着いた雰囲気の町家で、じっくり話をすることができました。
なお、今回参加者の中に、吉田美奈子さんのお姉さん、昨年度取材したアーティストの吉田佐和子さんがおられました。お姉さんは、音楽を通して、まちを元気にするイベントを進められており、妹さんは、若者が自由に考えを語り合う場を作っておられます。そして、お互いがそれぞれの取組を応援されており、お二人がとても仲のより姉妹であることも分かりました。

    取材日時    平成24年3月20日 13時から18時まで
    取材場所    京都リサーチパーク町家スタジオ(京都市上京区葭屋町通中立売上る)
    訪問者      仲副代表
    対応者      吉田美奈子(できるやりたい,NEW DEKIRU 代表)