昨年度実施した『京都解体新書』シリーズの4回目として位置付けた今回のプログラムは、京都府南部(山城地域)をテーマに設定しました。
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京都解体新書シリーズとは、京都にイメージされがちな「伝統」「寺社」「古都」といった固定的なイメージをこえて、京都を様々な視点からとらえ、素材の持つ多様性を総合的に学ぶ企画です。
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今回は、山城地域に馴染み深い、京都府企画環境部の青柳さんにコーディネートして頂き、2日間という短期間で、山城地域をぐるーと巡り、歴史・風土・地場・先端産業を体験的に学習することができました。
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1日目、山城郷土資料館で山城地域の歴史を学び、加茂町の恭仁京跡を見学し、かつての都を思い巡らしました。その後は、一路、南山城村へ。
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昼過ぎに着いた一行を迎えてくれたのは、童仙房地区のみなさん。豚汁、炊き込みご飯、焼きシイタケ、手作り漬け物などなど、婦人会の方々が前日から一生懸命準備されたもので、とてもおいしい。畑から引いてきたばかりのセロリも、生でかじると、これまた、すばらしい味。 |
次に、和束町へ。まずは茶業青年団の方々に、茶香服を教えていただきました。お茶を飲んで、その銘柄、産地を当てるというもので、全国大会もあるそうです。 |
夜は、和束山の家にて、地元学というテーマでお話を伺いました。 |
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2日目、引き続き、和束町にて「わらじ作り、しめ縄作り」を教えていただきました。かっては農閑期の家内作業だった「しめ縄づくり体験」では、普段接する機会が少ないお年寄りと、手から手への世代間を超えたコミュニケーションが図れました。午後は、加茂町プラネタリウムと木津町光の科学館ふぉとんを見学し、学研都市の一面を知ることができました。 |
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