| 7月28日(月)に放送予定の「ゆめっとな夜」の収録を行い、その後で喫茶店で話を聞きました。 |
(Q) | ペルトンの設立から現在までの歩みについて説明していただけますか。 |
(A) |
ペルトンは、平成14年に、地域活性化を目的として京北町で結成しました。
結成のきっかけは、京都市と合併する前に、京北町が職員を吉本興業に派遣する派遣を始めたことにさかのぼります。岡本さんは、町職員として一年間派遣されました。その後、京北町は、地域のリーダーの育成を目的に、吉本リーダーズカレッジを開催したが、岡本さんがその参加者たちに声をかけて、自分を含めて9人でペルトンを結成しました。
それまでは、京北町に若物が活躍できる場は、年2回の祭りくらいしかありませんでしたので、それから、年4、5回の若者向けのイベントを開催してきました。
最初はペルトン単独のイベントでしたが、平成17年に京北町が京都市に併合されて、これまで町が主催してきたイベントも運営が困難になり、ペルトンが共同してイベントを開催してから、存在を知られるようになりました。
2年前に、北桑田高校生による別団体、フランシスが発足しました。高校生は別の想いを持って活動しており、ジョイントしてイベントを開催しています。 |
(Q) | 現在の活動状況はいかがですか。 |
(A) |
京北町で様々な職業の20歳台から30最台までのメンバー10人が集まっており、月3,000円の会費を積み立てて、やりたいことをボランティアでやっています。自分達でお金を出しているので、少しでも安く実施しようと考えています。
定例会は、毎月第2金曜日に開催しており、みんな熱いメンバーばかりなので、殴り合いの議論にも発展します。年4〜5回イベントを開催しており、間が空く事がありません。
去る7月20日、休耕田を使ったイベント「どろだけぇ祭り」を開催しました。メンバーの親の敷地を借りて、泥の田んぼに、重機を使って、テレビの「サスケ」のようなアスレチックコースを作りました。また、泥田版ビーチフラッグ、どろんこ相撲を実施しました。企画はとても良かったのですが、会場設営が大変でした。コースは評判が良かったので、残してあります。高校生には、飲食スペースを任せて、フランシス6人が友達6人を連れて来て出店しました。区民新聞に広報していただき、新聞折り込み広告も行ったので、炎天下に関わらず、たくさんの参加者が来てくれました。 |
(Q) | 団体のセールスポイントは何ですか。 |
(A) |
それまで、若者の活躍できる場がなかったところに、自分達でペルトンを作り、地域活性化のためのイベントを6年間やって来ました。ようやく、地元の皆さんからも存在を知ってもらい、夏祭りなどの事業に頼りにしていただいています。
今回の泥だけイベントでは、地元の皆さんに協賛金をお願いしましたが、今後は、自分達で積み立てた資金で実施していくつもりです。 |
(Q) | これからの夢、ビジョンについて語ってください。 |
(A) |
みんなが前に出ようとするので、まとめるのが大変でした。昨日の例会では、それぞれがどう考えているのかを話し合い、結束を固める事ができました。
次世代の高校生には、イベント実施に当たっての達成感を味わってもらうとともに、僕達の想いを受け継いで、地域を愛し、地域をよくしていうと考えて欲しいです。 |
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| (今回の訪問を終えて) |
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京北町の若者が集まって、地域を活性化しようと熱い思いで取り組まれています。行政からの補助金に頼らずに、地域の方々からの協賛金を集めて、イベントを実行した実績は、他の地域のお手本になると思います。
今後は、京都市内の団体のみならず、府内の各団体、グループとの交流の場に、ぜひ参加していただきたいと思います。 |